実母との同居はやめたほうがいい?!40代50代のおひとり様は実母と同居して悩む人が多い!

1人時間

お母さんが一緒に暮らしたいって言うんだけど、どうしようかな?

こんな状況の方、いませんか?


高齢になったら、娘と暮らしたいと言う母親は沢山います。
まして1人暮らしの娘なら、すぐに実現すると考えるお母さんは多いでしょう。

もしも、即座に「一緒に住みたい!」と思うのであれば、同居してください。

ですが、「どうしようかな?」と踏みとどまるようなら、辞めておいた方がいいかもしれません。

本記事は、実母との同居に躊躇しているおひとり様向けの内容になります。

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実母が同居したい理由は?

病気や経済的な理由は別として、多くのお母さんが同居を望む理由は「寂しさ」でしょう。
身体や頭の老化を感じての不安も、寂しさを増幅させているのだと思います。

そんな気持ちもあって、娘との同居を望むお母さんは多いのでしょうね。
そして、実の娘との同居は、お互いに良いばかり…。

・一緒に暮らせば寂しくない
・自分が家事をすれば娘が楽になる
・一緒に暮らせば会話ができ、ボケ防止にもなる
・別で暮らすよりも生活費が節約できる
・娘も貯金ができる
・娘だけだから誰にも気を遣わなくて済む

「家族は助け合って一緒に暮らすもの」
昭和世代のお母さんにとっては、当たり前のことです。

ですがもしも、お母さんからの提案に「どうしよう・・」と踏みとどまっているなら、同居するべきかどうか、しっかり考えてみてください。

なぜなら、お母さんと同居を始めたけれど後悔しているという方が少なくないからです。
同居したものの、ストレスで関係が悪くなってしまい、同居を解消してしまったと言う方もいます。

再び離れて暮らして、少しづつ思いやりの心を持てるようになったという方もいらっしゃるようですが、同居を解消する際のお母さんの気持ちを考えると胸が痛いですね。

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実母との同居をやめた方がいい人とその理由とは?

1人の時間を楽しんでいる人

1人の時間を楽しんでいる人は、お母さんとの同居が辛いものになるかもしれません。

それは、そもそも1人暮らしに向いている人だからです。

全て自分のタイミングで自由に生活をしているのに、母親と言えども常に人がいる環境で同じように楽しく暮らしていけるでしょうか?

又、1人の時間を楽しめる人は趣味を持っている事が多いですが、変わらず集中して趣味を楽しめるでしょうか?

お母さんと同居することで、生活が随分変わります。

2DK以下の部屋に住んでいる人

家の広さが一般的な2DK以下だと、どこにいてもお母さんの存在を感じる生活になります。

1人暮らしに慣れている人間にとって、1人の空間は大切ですよね。

一番ホッとできる場所なのではないでしょうか?

常にお母さんがいたら、そんな空間は無くなってしまいます。

3DK以上の広い家に住んでいるなら、お母さんの存在を感じない場所を確保できるかもしれないですね。

家事が苦にならない人

家事も自分のタイミングで済ませてきた人にとって、仕事から帰った時に家事が全て終わっている状況は、単にありがたいとは思えないかもしれません。

それは、1人暮らしで「自分のやり方」が出来上がっているからです。

食器を置く位置や、洗濯の仕方が自分とは違っている事も気になりそうですね。
帰宅したら食事ができているのはありがたいこと。
ただし、自分が食べたいものが並んでいるとは限りません。

家事を苦痛に感じない人は、自分でやりたい人だとも言えますからね。

お母さんに身の回りの世話をしてもらうことに苦痛を感じる可能性は、充分あります。

優しい人

優しい人は、お母さんのやり方を受け入れて、我慢してしまう可能性があります。

お母さんとの同居に苦痛を感じることがあっても、「言ったら母親を傷つけてしまうかも」と思いがちです。

ストレスを感じイライラしたとしても、なぜ自分は母親をそんな風に思うのだろうと自己嫌悪に陥ってしまう・・・。

なぜお母さんに優しくできないのだろうかと、自分を責めてしまうかもしれません。

実母との同居で「良い関係」が壊れる事もある

同居前はお母さんと良い関係だったのに、同居して関係が崩れてしまうという例も少なくありません。

子供の頃のように、何の抵抗もなく一緒に生活していた頃とは違います。

多くの場合、子供の頃と同じ視点で母親を見ないからです。

例えば・・

・毎日お風呂に入らない
・人の悪口が多い
・価値観が合わない

一緒に買い物やランチをするだけでは見えない部分もあります。
高齢になると、毎日お風呂に入らない人も割と多いんですよね。
一緒に生活することで、お母さんのだらしなさが見えてしまい嫌悪感を抱く人もいます。

又、こんな人だったかな?と疑問を持ってしまう場合もあります。

お母さんのだらしなさや性格が見えて嫌になる場合もありますが、逆に自分のだらしなさを指摘されてうんざりするというケースもあるようです。
1人暮らしで「誰にも文句を言われなかったのに!」と思ってしまうんでしょう。

実の親子だけに、言いたいことを言えてしまうと言うのも善し悪しです。
お母さんにとって、いつまでも我が子は我が子。
気を遣わなくてよい自分の子供です。
社会に出て、子供の価値観や考え方が変わってしまっても「子供の事はよくわかっている」と信じ続けているお母さんはとても多いです。

同居したことで、お母さんを受け入れることができなくなってしまったら寂しいですよね。

仲の良かった母親を失ってしまうようなものですから。

そして自分以上にお母さんは悲しいはずです。

もしも病気や経済的な理由でない場合は、よく考えてから決断してください。
寂しいから娘と同居したかったのに、同居して関係が悪くなってしまったなら、お母さんはもっと寂しくなってしまいますから。

実母との同居をどうやって断ればいい?

考えた末、断ろうと思ってもどう言えばいいだろうか?と悩んでしまいますよね。

一緒に住むのは嫌だと言えばお母さんは傷つくし、お母さんを傷つけた自分は悪者です。

なるべく傷つけたくはないし、できるだけ良い関係でいたいと思いますものね。

もしも、理解してくれそうなお母さんであれば・・

今は1人暮らしを続けたい

このように言ってもいいかもしれません。

納得してくれそうもないなと思ったら

仕事を持ち帰るので1人じゃないと集中できない
・友人が頻繁に泊まりにくるので難しい

というように嘘でも言うしかないですよね。
彼が来るから・・でもいいかもです。

嘘も方便です。

そして、もしもお母さんのことが元々嫌いで、あなたのストレスにしかならない場合。
自分の都合だけで同居をガンガン迫ってくるようなタイプのお母さんであれば

一緒に暮らしたくない

そうハッキリ言いましょう。

同居してはいけません。

実母との同居はやめてスープの冷めない距離が一番

とはいえ、お母さんの事は心配ですよね。

心配だけど同居は避けたいという気持ちなら、近くに住みましょう。

自分の場所は確保しつつ、近くに住んで頻繁にお母さんの家に顔を出しましょう。
すぐ近くに住んでいると思えば、お母さんも安心します。

何かあれば、すぐに駆けつけることができますしね。
料理を沢山作った時のおすそ分けもできる「スープの冷めない距離」が一番です。

【まとめ】1人時間を楽しめる人に実母との同居はおすすめしない

年老いたお母さんとの同居をおすすめしない内容に、不快感を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、同居した事でお互い苦しんでしまう場合も多いのも事実で、避けられるものなら避けた方がいいと、私は思います。

お母さんに返事をする前に、よく考えてみてくださいね。

✔同居したことで自分の生活がどう変わるか
✔お母さんがどんな性格なのか今一度よく観察してみる
✔傷つけずにどんな言葉で断るか

いつまでも、お母さんとは良い関係でいたいですものね。

皆様の毎日の生活に、心地よい時間が多く訪れますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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