50代で異業種から介護の世界へ転身する方は男女問わず沢山います。
「50代だけど大丈夫かな?できるかな?」
不安もあると思いますが、大丈夫です。
飛び込んでみてください。
当記事では介護福祉士資格を持つ筆者が実際の介護現場で新人さんから受けた相談をもとに仕事に早く慣れる為に覚えておいてもらいたい事を3つお話します。
50代未経験でも介護職はできる?仕事に慣れるために覚えておきたい3つの事
介護職は50代未経験でも大歓迎!
介護職に早く慣れる為に覚えておいて欲しい事は3つ。
・人それぞれのやり方があると理解しておこう
・質問はメモにとっておこう
・利用者への礼儀は怠らないようにしよう
その前に不安と思われるものが2つあります。
まずは、その部分からいきましょう。
50代からでも大丈夫?
他人の排泄物触れるかな?
それぞれ解説していきますね。
50代でも大丈夫?
50代からでも大丈夫?という不安がありますか?
まずはその不安、全く必要なしです。
50代になって他業種から始められる方もいますし、今後親の介護が必要になった時に備えて主婦の方が始められる場合もあります。体力的な事で言うと70代でも介護職で働いている方は沢山いますし、50代という年齢は全く問題ありません。
どうしても体力的に自信がないという方は「グループホーム」から始めてみられるといいと思います。
大歓迎されると思いますよ(^_-)-☆
他人の排泄物
介護職は他人の排泄物に触らなければならない・・・。
自分の子供ならまだしも・・他人のものに慣れる事ができるのか??
これを不安と共に恐怖を抱えている方もいるかもしれませんね。
ですが、排泄物を直接触る事などありません。
介護現場では様々な場面でビニール手袋を使用します。
おむつ交換の際も必ず使い捨てのビニール手袋を使用しますし、介護の現場に入れば、その忙しさからそんな事を気にする暇はありません。
大丈夫です。仕事を覚える必死さの中で、消えていく不安です。
50代未経験でも介護職はできる!仕事に慣れるためにできる3つの事
介護未経験の方はしばらく先輩職員と行動を共にしていきます。
そんな中気を付けたい事は3つです。
具体的な作業の話ではないですが、心得ておけば戸惑いが軽減できるはずです。
・人それぞれのやり方があると理解しておこう
・質問はメモにとっておこう
・利用者への礼儀は怠らないようにしよう
順番に説明しますね。
人それぞれのやり方があると理解しておこう
しばらくは先輩職員と行動を共にする事になりますが、介護職のほとんどはシフト制のなので、同じ人に教えてもらう事はできません。
流れはほぼ同じでも、それぞれのやり方が若干違うという事も多々あります。
先輩職員の教え方の違いに戸惑う事もあると思います。
最初は何が正しいのか分からないですよね。
ですが、この時点でハッキリさせる必要はありません。
この時、相談する人を間違えると思わぬ批判をうける事もあります。
それぞれのやり方があるんだな・・・と自分を納得させておきましょう。
慣れていくうちにどんなやり方が自分にあっているのか、誰のやり方をお手本にするべきなのかわかってきます。
質問はメモにとっておこう
介護現場は忙しく、丁寧に教えてもらう事ができないかもしれません。
先輩職員についていくだけで精一杯の日々がしばらくは続きます。
最初の数日間は先輩職員の動きを見るだけになると思うので、その間にしっかりメモをとっておきましょう。
又、質問したい事はすぐに聞きましょう。
ですが、それができない状況もあると思います。
そんな時はしっかりメモして、先輩職員の手があいている時に質問してみてください。
忙しい介護現場は次々と仕事をこなさなければならないので、何を質問したかったのか忘れてしまう可能性が高いです。先輩職員の方も時間に追われ充分な説明ができない場合もあります。
なので、先輩職員の手が空いている時に質問してみてください。
ゆとりがある時なら、質問に対する答えや付随する作業のコツ注意点なども聞き出せ勉強になる事も多いはずです。
利用者への礼儀は怠らないようにしよう
利用者へのあいさつや言葉遣いには注意してください。
仕事を覚えるのに必死かもしれないですが、あいさつを心掛けてみましょう。
利用者は職員の動きをとてもよく見ています。
特に新しく入ってきた職員には興味深々。
「気軽に話せそうな人だろうか」
「人間性はどうなんだろう」
「自分の要求を聞いてくれる人だろうか」
最初は利用者と話をする時間もないかもしれません。
ですが、毎日あいさつだけでもしておくとイメージは格段にあがります。
そして今後の仕事が進めやすくなるはずです。
高齢になると皆丸くなるわけではありません。
こだわりが強くなる人も多いし、攻撃的になる人もいます。
嫌いな職員に意地悪をしてくる利用者さえいます。
利用者への礼儀を怠っていると、嫌われてしまう可能性もありますからね。
無理に話をしにいく必要はありませんが、あいさつだけは心掛けてみてください。
利用者と良い関係が築けるとやりがいを感じる事が多くなります。
【まとめ】50代未経験でも介護職はいける!慣れるまで頑張って!
他業種から介護職への転職は、戸惑う事が多いと思います。
高齢者の生活に密着した仕事は、大変な部分もありますがやりがいもあり実生活に生かせる知識を得る事ができます。
利用者の姿は自分の行く道。
未来の姿です。
慣れてきたら是非資格取得を目指し勉強を始めて、高齢者の気持ちを思いやる事のできる良い介護士になってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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