皆さん、訪問介護(ホームヘルパー)の求人をよく見かけませんか?
ホームヘルパーって家事代行?と思われる方もいるかもしれないですね。
ホームヘルパーは正式名称「訪問介護員」で、家事代行とはちがいます。
高齢者の生活援助や身体介護を行う訪問介護員は、年々需要が高まっている職種なんです。
そして、訪問介護員は副業に最適!
本記事では、副業で訪問介護員をする魅力と大変なお仕事だという事もお伝えしていきたいと思います。
訪問介護は副業に最適!大変なところ気楽なところ
なぜ訪問介護が副業に最適なの?
訪問介護員の魅力はなんと言っても、働く時間を自分で選べるという事。
自分のライフスタイルに合わせて働けるので、副業にはぴったりなお仕事です。
自分の都合に合わせた隙間時間に稼ぐ事ができるなんて、嬉しいですよね。
そしてそこには上司や同僚もいないので、気楽な働き方だとも言えます。
副業の場合だと事業所や派遣業者等に登録して行う訪問介護ですが、ほぼ単独行動なのでフリーで働いている感覚です。
本業をやりながらの副業は、なるべくストレス低めのものを選びたいという方には魅力的ですよね。
ですが、仕事ですから大変な面もあります。
訪問介護が副業に最適?大変なところって何?
観察能力と責任感が必要
訪問介護は単独で利用者の元に出向くので、観察能力と責任感が必要になります。それは利用者が自分らしく生活していけるようサポートするのはもちろん、心身の状態をチェックし見守る役目もあるからです。
なので、訪問中の利用者の変化には、常に意識を向けておかなければいけません。日頃のコミュニケーションで普段の状態を把握していなければ、変化に気付く事もできません。
話し方や歩き方がいつもと違う、話す内容がおかしい、季節外れの洋服を着ているなどの様々な変化を見逃さない観察能力が必要になります。
とはいえ、そんなに気負わなくても大丈夫。
友達とか身内の変化に気付けますよね?
そしてたとえば訪問中に利用者が転倒してケガをしてしまった時や体調の変化があった時、何かあった時はあらかじめ指定された所に連絡先しなければいけません。
お年寄りですから、体調の急変などもありますしね。
でも、これは必ず訪問先のファイルに記されていますから、暗記しておく必要はありません。
緊急時は、訪問先のファイルを開きまずは連絡。
状況を説明できれば大丈夫です。
教えてくれる先輩が傍にいない
介護施設などと違い、すぐに先輩職員に聞く事ができません。
一応訪問時の手順は決められているものの、迷う事も多々でてきてしまうんですよね。
ですが、経験を重ねると分かってきます。
何事も経験としか言いようがないです…
もちろん所属する事業所に電話をして確認する事はできますが、指示を仰ぐべき事なのかどうか
判断しづらい場面もあります。
場合によっては自分の判断で行ってはいけない事もあるので、状況の理解力と判断能力が必要になります。
最初はどんどん所属ずる事業所に指示を仰ぐと良いと思います。
大丈夫。家族の健康を気遣ってきた方なら年齢問わずできる職種です。
最初はどうしようと思う事も多いかもしれませんが、そんな状況を作らない為に初回訪問での手順説明の際に思いつく限りの事を質問しメモを取っておくといいでしょう。
やってみなければわからない事も多々ありますから、その都度上司に相談しましょう。
ため込まず、質問をなげかけてください。
利用者と相性が合わない事も
訪問介護の場合は特に利用者との相性は重要です。
利用者と1対1になるので、お互いの人間性が伝わりやすくなります。
この人とは合わないなと思ったら、きっと相手も同じように感じているはず。
利用者も自分も苦痛な時間になってしまいます。
決められた時間内に仕事を終わらせなくてはならない
訪問先では手順にそって仕事をこなし、時間内に終わらせる必要があります。
それができないと利用者や他の訪問介護員の迷惑にも繋がります。
決められた時間を守らない事で利用者の予定を崩す事もあるでしょうし、負担をかけてしまう事もあります。そして他の訪問介護員と明らかに違う内容の動きをすることは批判の対象になる事も。
又、時間オーバーになってもその分の給与は発生しません。
逆に時間が余ってしまったからといって、早く帰る事はできません。
常に時間配分を考え、作業しなくてはなりません。
利用者からクレームがくる場合もある
手順通りに仕事を進められていない又はちょっとした言動や行動で、利用者からクレームがくる事もあります。
その為、手順はしっかり守りつつ自分自身の立ち居振る舞いや言動は常に意識しておかなければなりません。ちょっとした事で訪問させてもらえなく場合もあるので注意が必要です。
訪問介護の気楽なところ/副業には最適!
職場での人間関係に悩まなくてよい
訪問介護の最大のメリットは、職場の人間関係によるストレスが少ないという事です。
女性の多い介護業界は人間関係の難しい職場も多いのが事実。
その点訪問介護は単独行動なので、職場の派閥やいじめなどの人間関係に悩まされる事がなく、ムダなストレスが激減します。
ライフスタイルに合わせた働き方ができる
例えば副業で訪問介護をする場合、仕事帰りに1時間、休日に3時間などライフスタイルに合わせた働き方ができます。
自分の希望時間に訪問介護を必要とする利用者がいる事が前提になりますが、隙間時間で仕事ができるのは大きな魅力です。
訪問介護職員は常に人手不足なので、希望に近い時間帯で働ける可能性は大きいでしょう。
又、本業としてでも事業所又は派遣として登録する場合は空き時間が自由に使えます。
例えば1件行って次の訪問先へ行くまでに1時間余裕があるなら、その間に買い物を済ませる事もできるし、家に帰る事もできます。
仕事を覚えれば利用者宅に直行直帰できる場合が多いので、効率よく自由な働き方ができます。
資格を取得すれば昇給が狙える
介護職員初任者研修や介護福祉士の資格をとれば待遇が良くなります。
資格を取得すればできる仕事の幅も増え時給もアップするので、向上心をもって仕事に取り組むことができます。
又夜間の場合は更に時給が上がるので、効率的に稼ぐ事ができます。
【まとめ】訪問介護副業で隙間時間に稼げる!
訪問介護は単独行動のため、1人で色んな判断をしながら仕事を進めていかなければいけません。
ですが勉強をしながら経験を積むことで、迷いは少なくなりやりがいを持って取り組める仕事になるでしょう。
訪問介護はライフスタイルにあわせた働き方ができ、職場の人間関係に悩む必要もなく副業にもぴったりな働き方だと言えます。
まずは無資格者OKの事業所や派遣に登録して経験を積むといいですね。
無資格者の場合は資格取得の為の研修を用意しているところも多く、費用を負担してくれる場合もあります。
最初は不安かもしれないですが、勉強したことや経験が自信になり楽しく効率的に稼げるようになるでしょう。
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