年をとっても働きたいと思っている方は多いと思います。
ですが、キャリアや資格がなければ仕事を見つける事すら難しい辛い状況ありますよね。
そんな中、介護職求人の多さを感じませんでしたか?
介護職は未経験でも採用してくれるところが沢山あります。
介護する体力無いわ・・と考える方も多いと思いますが働く場所によって業務は様々です。
キツイ所もあれば、そうでもない所もあるんです。
介護職は60代になっても需要があるお仕事です。
介護職を経験しておけば、将来の安心にもつながりますよ!
本記事は介護職に飛び込もうと考えている方向けの記事になります。
未経験から介護職を始めようと思っている方に知ってほしい3つの事
介護職は慢性的な人手不足の為、間口が広く始めやすい職種の1つです。
未経験、無資格でも働きはじめることができるので、50代から始めて資格を取得する方も多いです。
介護の資格を取るには時間がかかります。
ですが、時間を費やすだけの価値は充分あります。
資格取得の為の費用をサポートしてくれる施設もありますし、失業中であれば、ハローワークが実施している訓練校で失業保険を貰いながら資格取得を狙う事もできます。
介護のノウハウを勉強した事で家族の介護が必要になった場合も慌てることもないですし、将来仕事に困る事はまずありません。
とはいえ、途中で諦めてしまう人も非常に多いです。
もしも挑戦してみようかなと思っている方は、最初に3つの事を覚えておいて頂けたらと思います。
介護業界未経験で飛び込むなら最初の職場で判断してはダメ
介護職を始めたものの「やっぱりできない」「無理だった」と諦めてしまう人も沢山います。
就労状況が過酷すぎる現場も存在しますから・・・
最初にブラックなところに入っちゃうと心折れますよね。
ですが介護職自体を諦めてしまわず他の施設も経験してみましょう。
どんな職種でもそうですが、ブラックと呼ばれるような現場が時々あるからです。
そういった職場に入社すると面接時の契約条件と違うことを、押し付けられる場合もありますし理不尽な扱いを受けることもあります。
✔ 研修期間がない
✔ 仕事を教えてもらえない
✔ サービス残業が多いなど
特に研修として期間を定めていないところもありますが、
たいてい先輩職員がピッタリ張り付いて指導してくれます。
きちんと指導してくれないところは良くないですね。
新人のうちは「早く仕事に慣れなければ!」と必死だと思います。
それなのに仕事を教えてもらえない状況も時々あるようです。
未経験の人を受け入れたからには育成する義務がありますから、そういった場合は上司に相談しましょう。
それでも改善されないようであれば、その場所で頑張るのは諦めて構わないと思います。
頑張る必要はないかと。
蓄積された疲れと改善されない職場環境のストレスは、お世話する高齢者の危険にも繋がりますから。
介護現場は管理者の方針やそこで働く職員の質で、雰囲気や環境が大きく変わります。
どこの現場も忙しい事に変わりはありませんが、働きやすい職場も沢山あります。
最初の職場で介護業界に失望してしまわず、別の職場へ移りましょう。
介護未経験で飛び込んだけど人間関係が最悪?!
前項のようなブラックな職場の場合は、職員の質も悪いことが多いです。
下記のような感じ。
・同僚をいじめる人がいる
・責任逃れをする人がいる
・利用者に暴言を吐く人がいる
新人職員を辞めさせる原因になっていたとしても、放置していることがあるんです。
人手不足の為、どんな人間性だとしても辞められては困るといったところですね。
また、管理者が現場の状況を把握していないという場合も多々あります。
立場的に弱い新人は、いじめの対象にされてしまう事も少なくありません。
特に大きな声で反論できないタイプの人は、仕事を覚えた後もいじめ続けられることもあります。
そんな時、他の先輩職員が励ましてくれ助言をしてくれる場合は希望が持てますが、そんなことも無く我慢の日々が続くようなら転職を考えられたらいいと思います。
心が壊れてしまっては大変です!
また、利用者に暴言を吐くような人がいる職場も同様です。
万が一そういった人に気に入られて可愛がられたとしても、あなたのためになりませんし、成長できませんから。
介護業界はどこも人手不足なので「職場を選べる」というのは大きな利点。
どんな田舎にでも、高齢者の福祉施設は幾つかありますよね。
未経験で介護業界に飛び込んでみたけど、人間関係最悪ならば、思い切って他へいきましょう。
きっと肌に合う職場に出会えるはずです。
介護未経験の方は実務経験になる職場を選ぼう
介護職をやってみようと思われたのなら、実務経験になる場所かどうか確認しておきましょう。
全くの未経験の方だと「実務経験」って何?と思われるかもしれませんね。
「実務経験」とは、介護福祉士試験の受験資格の1つです。
高齢者施設での勤務だとしても、直接介護にかかわらない業務だと「実務経験」にはなりません。
また、事業所によっては「実務経験」にならないケースもあります。
介護業界に慣れ資格取得しようと考えはじめて確認したら「実務経験」じゃない場所だったと落ち込んでいる人もいましたよ。
実務経験の範囲はこちらです。
面接の際に、運転手や調理員や事務員としての業務ではどうかと提案される事もあるかもしれません。
特にいつも求人を出している施設は、全体的に人員が足りていない場合が多いですから。
ですが、運転手や調理員、事務員では「実務経験」になりません。
今は資格をとる気がなくても、今後働いていく中で資格がほしいと考える可能性は充分あります。
介護を志すのでしたら最初から「実務経験」を意識しておいてください。
資格を持っていなくても知識や経験豊かな人も沢山います。
とはいえ、資格があると無いのとでは、給料や仕事の幅もずいぶん違います。
資格を取るのに学歴は関係ないですし(中卒OK)年齢も関係ありません。
男女問わず、50代から挑戦している人も沢山いますよ。
面接の時に「いずれ資格を取りたいと思っているのですが、実務経験になりますか?」と最初に聞いてみても良いと思います。
介護職を始めるのなら、昇給や仕事の幅が広がる介護福祉士資格を念頭に始めるのが良いと思います。
最初から資格が取れると分かっている所に行くと安心です。
【まとめ】未経験で介護職を始めるなら職場は選べると覚えておこう
未経験から介護職を始めようとしている方に、転職をおすすめするのもどうかと思います。
ですが、初めて務めた介護施設が仕事内容や人間関係が最悪で介護への道を諦める方も沢山います。
そんな人をみるたびに「もったいないなぁ」と思うんです。
本当にブラックな介護施設なのか?
本当に人間関係が最悪なのか?
人によってとらえ方は様々で、一概に言えない所はありますが、「最悪すぎる!」と感じる職場に入ってしまった時は転職してみるのも良いと思うんです。
介護職員は需要があり職場を選べますから。
では、おさらいです。
介護業界最初の職場で判断しない事!
先輩職員の質が悪く人間関係が最悪なら転職!
実務経験になる職場を選ぶ事!
居心地の良い職場に出会えるといいですね。
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